インソールの作業場の目立たない一角に手作りワラーチを置いているのですが、それを見て「これはワラーチですか?」と尋ねるマニアックなお客さまもおられます🤭
インソールを作って生計を立ている私ですが、15年くらい前から足を鍛える系のシューズを履いたりしていますし、インソールに頼らない足(カラダ)造りに取り組むのも大切だとも思っています。
シューズではナイキのFREEシリーズやNBのminimusシリーズも日常・ジョギング・低山ハイキングなどでも愛用していました。
サンダル系では何年も前にXEROシューズのサンダルを買ってみたのですが、私の足とは相性が悪かったようで、鼻緒の部分が痛くて履けたもんじゃなかったので、それ以降は自分でビブラムソールを買ってきて作っています。
今年は去年作ったワラーチの気になっていた点を改良して、新しいワラーチを作ってみました。


今回は表面にグレーの牛革を貼り付けて、ビブラムソールとの間にインソール素材「ジョグテンライト(薄くて軽いクッション性と反発性を兼ね備えた2mmの素材)」を組み入れてみました。
前作はビブラムソールと表面に革を貼っただけだったので、ちょっとした路面の凹凸にも足裏は敏感に感じていたけれど、今回はほど良くフワッとしたソールに仕上がって心地よい感じ😄
ただし気になったのが穴の位置で、もっと改良の余地がありそう。
足趾(ゆび)の長さ、つま先の形、足の幅や踵の幅などは人によって異なるので、それぞれに合った形状と穴の位置があり、それがバッチと合えば、すごく良い足を鍛える系の一足になると思います。
大々的に宣伝して売れるほどの完成度には達していないですし、興味を持ってくれるお客さまもおられるのですが、今のところは商品化するかどうかは未定・・・。
足を育てる系の履き物は使い方にさえ注意すれば良いと思います🌱
”使い方にさえ注意すれば”というのが大前提で、ご自身の足の状態と履く頻度などを考慮しないと、足を痛める可能性もあるので注意が必要なのですが、履き物に意識して健康な足を維持し続けてほしいと思います💡
お読み頂きまして、ありがとうございましたm(_ _)m
シューフィッター
フットケアスペシャリスト
巻き爪ケア
オーダーメイド・インソール作製技術者
足楽(あしらく) 原 勇一郎
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