巻き爪と変形爪の原因は?|フットケアの足の爪ケア(爪切り)コースで対応

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巻き爪と変形爪の原因は?|フットケアの足の爪ケア(爪切り)コースで対応

「痛みはないけれど、足の爪が変形しはじめた」と相談に来られた60代の女性。

まあまあの爪の巻き具合だったのですが、今回はBSスパンゲはしないで「足の爪ケア(足の爪切り)」で対応。

爪をケアをするには”やすり”を上手に使うのがポイント。

と言っても、自分で自分の足をやすりと使ってケアをするのは難しく、爪が巻けば巻くほど難しいのですが(^^;;

施術前 → → 施術後

爪そのもののカーブの変化はそんなにありませんが、爪が皮膚に食い込んでいた部位はスッキリした感じがあります。

画像は載せていませんが、反対の足の爪はBSスパンゲを付けるに値する状態でした(^^;;

人間の爪は巻いてゆく性質があります(足も手も)。

そこで足の爪の場合、歩行時に足趾(足のゆび)が踏み込まれた時に、地面から圧力を逃さないように支えようと爪が平らになってゆきます。

正しい姿勢で正しい歩き方をして”適切な方向”から”適度な圧力”が足趾(ゆび)に掛かるのが重要で、巻き爪や変形爪は、「歩かない」ことが原因の場合もあります。(※靴、ソックス、姿勢、歩き方、爪の切り方、etc、も原因となる場合もあります)

活動が少なくなったお年寄りの爪が変形しているのは、歩かない(歩けない)のも原因だと考えています。


今回のお客さまは2015年から爪のケアやインソールの作製に来られていて、直近では2018年に靴とインソールの購入して下さっています。

しかし「日常的によく歩いても3000歩/日」と仰っていて、6年も経っているのにその靴が今だに履ける状態というのは…。歩行不足も爪が変形している原因だと考えられます。


足にフィットした靴やインソールを提供しても、巻き爪の予防と改善をするには歩かないと意味をなさない…。

巻き爪の原因となるのが分かっているだけに、日常的に歩いて欲しいものなのですが、お客さまの生活習慣を変える力が私にはないのが歯痒いところです。

1日1万歩の理論は古いと言われていますが、それでも歩くというのは大切だと思っています。


足のトラブルでお困りの方が一人でも減りますように。

お読み頂きまして、ありがとうございましたm(_ _)m

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